令和6年11月30日 第1317号
幸運Ⅱ。(前号より続く)‐この他『天の時』ではアメリカでの同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災、ロシアによるウクライナ侵攻(継続中)等の大きな出来事がありながらも、道の駅としての経営は比較的順調。 25年(四半世紀)というタイムスケールを20世紀に当てはめると1945(昭和20)年の敗戦から1970(昭和45)年迄に相当し、よく好調裡にここまで来られました。
残る『人』に関しては、、、、。率直に言えば『悩み、苦しみ、侮られ』等々『負』の側面も相当に大きかったが、それらを補って余りある『正』の出会いがあればこそ今の道の駅南国風良里がある。
こう考えると、当駅は前述の『地』、『天』の恵みと併せ、大変幸運な歩みだったと確信します。法人の歴史は一個人の人生を超えて続きます。道の駅南国風良里も末永くありますように。
令和6年11月23日 第1316号
幸運。ここ南国市左右山(そやま)の地に道の駅南国風良里がオープンして今年6月で25周年。 よく『天地人』と言われるが、その中で道の駅設置に一番重要な要素は何かと考えると、それは『地』。 事業開始の為駐車場や建物を整備するとその後は動けないので、場所選びには細心の注意を払い、慎重に(無理ならしない も選択肢に入れて)検討すべき。当駅は主要国道沿線で南国IC直近という交通の利便性や、災害の要素の少ない台地状の地形等の『地の利』を有する好立地。
次は『天』で、言い換えると『時』の問題でもあるが、それまで南国ICが高速道の終点だったのが1998‐平成10年に延伸され、乗降車数が激減した翌年の開業となったのは、『落ちた所からはい上がれた』ので良かった。 南海トラフ地震は懸念材料ながら、現時点迄限定では恵まれており、100年に一度の災厄『コロナ禍』は経営が安定した後で、運良く乗り切れました(以下次号)。
令和6年11月16日 第1315号
旅行。11月初めに友人のT君の住む富山を家内と訪問。往路は大雨で、途中工事等による対面通行区間が頻発し昼過ぎ到着、久々の再会を喜び合い歓待を受けました。 富山湾は天然の生け簀と呼ばれる好漁場で鰤、ベニズワイガニ、ほたるいか、昆布〆等『きときと』の魚を堪能。翌日は天気も回復し県内を周遊。 五箇山の合掌造集落の資料館でT君と『こきりこ節』を唄うと、受付のお姉さんが正調の踊りを唄付きで披露。道の駅氷見には番屋街という大規模な多店舗施設があり圧倒されました。 その後高岡に立ち寄り同日は宇奈月温泉泊。 黒部峡谷の入口に当たる同温泉では、翌朝トロッコ列車の出発風景を下流の橋のビューポイントから間近で観覧、野生の『お猿』が現れるサプライズもある楽しい散策。 富山市内に戻る車中では、快晴の空を背景に劔立山連峰がこの時期には珍しく雪を纏わない姿を現し、大興奮でした。 丸2日程の滞在でこれほど濃密に富山を満喫できたのは、T君夫妻が段取り同行してくれたから。T君夫妻、本当にありがとう。
令和6年11月9日 第1314号
団塊。‐の世代とは昭和22(1947)~24(1949)年に生まれた約806万人、平成18年当時の人口で約677万人、総人口に占める割合で約5.3%という人口構造上大規模な集団、だそう。
私風猫子からほぼ一回り上のこの世代に対しては、少々複雑な感情もありまして。敗戦後最初の一大勢力として1960年代後半の『政治の時代』に大活躍され、1970年前後にはそれも終息。 その後の私達世代の青春期には『ぺんぺん草も生えていない』状況で、所謂『シラケ世代』の誕生。 ‐の方々がやりたい事をやりたいように実行されたお陰で、遅れて来た私達には『祭りのあと』の『あしたのジョー』的に言うと『燃え尽きてまっ白の空気感』しか残ってなかったんじゃないのか。 勿論、その活躍があったからこそ後の世代が比較的平穏な社会生活を送れた面も否定できないが。ともあれ時代は巡るので、‐の皆様には嘗て持った意気地を今再び見せて頂きたいです。
令和6年11月2日 第1313号
彗星。この秋の天文界の話題をさらった『紫金山・アトラス彗星』、10月下旬観測を試みた。 最接近前後では天候等から条件が調わず、10月23日(水)道の駅閉店後の午後6時過ぎに駐車場に出、西の空を見る。 肉眼では見えなかったが、スマホでは撮れるとの説を信じて試した。 金星の上の方にあるらしいので、風良里の広告看板も入れてその辺の空域を何枚か撮影し事務所に戻って見てみると…。 画像のいくつかに確かにそれっぽい星が写っている。スマホマジすげ~!!。尾までは確認できなかったけれど、このうちのどれかと信じましょう。何とかなってうれしいゾ。
私風猫子の個人的最高彗星は1996(平成8)年の百武(ひゃくたけ)彗星。 最盛時は自宅と隣家の間の道の上の夜空が『全部彗星の尾!!』で、あの見事さは忘れられない。一生二度は無いな。