令和2年4月25日 第1077号
おことわり。日に日に厳しさを増す新型コロナウイルス感染状況。 道の駅南国風良里も営業継続の道を探って来ましたが、昨今の情勢により4月27日(月)から5月6日(水)までの間、全施設臨時休業とさせて頂くこととなりました。 お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、感染終息に向けての取り組みとご理解いただけますと幸いです。 一日も早く状況の落ち着く日が来るよう心より祈ります。 歴史を振り返ると、このような地球規模の感染拡大は1918年からの『スペイン風邪』以来で、高度に発達した文明下で初めての感染爆発。 望むものではないが、出来事を記録と記憶に刻み、今後に生かせる100年に一度の機会。
令和2年4月18日 第1076号
無力。先週から一週間が過ぎ、状況は逼迫するばかり。しかもこちら地方では物凄く悪いという状態ではないにも関わらず、影響はもろに受けておりそれが歯がゆいばかりです。 元々良くない所に追い打ちをかけるように緊急事態宣言が全国に拡大され、今年のGWは実質なしに。 今回のウィルス禍では、飲食、交通、旅行、観光などの私達の属する産業全体が直撃を受け、感染懸念や不要不急の名のもとに業態を名指しで切り捨てられました。 また音楽家や芸能、演劇人などの所謂個人事業者も大変な窮地に陥り、これは第三次産業全体の危機と言えましょう。政治の対策も後追いで二転三転、マスクやお金をばら撒いたところで結局元は私達の税金。 冷静な対応を呼びかけても、上がそんなに浮足立っていては国民の不安は増すばかり。私達事業者は、3月以降客数や売上高の激減に直面しています。無力感はあるが、感染終息の日まで、耐えなければね。
令和2年4月11日 第1075号
長閑。先日の休み、高知龍馬空港の南のトリム公園に行った折のこと。ここは物部川河口右岸(西側)の海沿いなので防潮堤の向こうの海岸に出てみると、『人がいる』。 青空から陽光がさんさんと降り注ぎ、暑すぎず寒すぎない絶好の行楽日和ではあるけれど。玉砂利の浜辺のあちらこちらに、ある程度の間隔でシートを敷き家族単位でくつろぐ人達が大勢。 一見平和で長閑な光景だが、何だか不穏な違和感が。この場所にはよく来るが、普通平日の昼間にこれほどの人出はないもので、やはり今巷を不安にしている新型コロナウィルスの影響でしょうか。こ こ高知でも徐々に感染が拡大しているが、現段階では危機的な状況には見えず、それなのにどことも閑散。この目に写らない脅威による何とも言えない閉塞感が、上記の違和感の元にあるような気がします。
令和2年4月4日 第1074号
新年度となりました。例年なら春休みで、観光シーズンも幕が開き賑わっているはずの道の駅南国風良里も、火が消えたよう。新型コロナウィルスの感染拡大に伴う出控えで、入客や観光バスの入り込みが激減、 3月度より大変な状況となっています。ただこれも当駅だけではなく、全産業、中でも特に観光サービス業界全体への大打撃。 終息の目途も現時点では全く見えず、海外での感染被害も含め国際的な危機となっています。このようなリスクの到来は、残念ながら少なくとも1年前の段階では誰も予測していなかったのでは。今後人間の歴史には『新たな感染症による地球規模での脅威』を書き加える必要が生じました。 ウィルスは目に見えないが、『人類共通の敵』なので、『いらん争いなどしよりけにならんぜよ』で力を合わせて立ち向かわないとネ!!。