令和6年5月25日 第1290号
黄昏。先日バイク雑誌で目に留まったのが『電動バイク』。見た目はオフロード車の設えながら、普通エンジン他のメカのある部分が『単なるカバー』で、中身はモーターと電池のみ。125CCクラスで車重が70㎏強と50CCスクーター並みの軽さで、横風に煽られないか心配な程。 このように、世の流れは『電動化』に向けて進みつつあり、確かに化石燃料に依存した現代文明のあり方は地球温暖化や資源の枯渇への懸念から見直しを迫られているが、それでも『発電手段』の大半が火力であることや、原子力発電の問題点等により、脱却と他種への転換の見通しは不透明。
私達戦後昭和世代がその勃興期から共に歩んだ『内燃機関の黄金期』も遂に黄昏を迎えるのか。 EVも見慣れた昨今、人の2~3世代で移り変わる目まぐるしさを歴史はどう見るだろう。
令和6年5月18日 第1289号
記録。先日の休み愛(自転)車の青猫Ⅴ号でライドに出た際、走り出しで信号のつながりが良かった。 不思議なもので、信号は一つ掛かるとあとも全部掛かったりする傾向がある。ので今回はチャンス!!といつものコースを北上。 丁度追い風の南風が適度に吹きその後も順調に進む。 自分の中の標準は真北に行ったあと右に折れ隣の香美市に少し入ったところでUターン、車通りの少ない道を辿りその後南下、高知龍馬空港を2周して丁度50㎞というコース。 南下する道は向かい風となったが強風ではなく後のつながりも良いゾ。時計を見ると変に力が入るので、見ずに ひたすらペダルを回す。空港の最後の1周も信号運良くこなせ、50㎞に達して確認すると、これまでを1分上回る1時間52分の自己新記録を達成。 やったっ!! 運と天気に恵まれました。
令和6年5月11日 第1288号
再会。先日小学校時代の同窓会があり、出席。県西部現四万十町K小学校卒業生の会で、前回は平成23年『高知支部』の少人数の集まりだったのが、今回は『本部』や『県外支部』からも出席者があり大盛会。 本来令和2年に計画されていたのがコロナ禍で延び延びとなり、今年ようやく開催となったもの。私風猫子は同校に4~6年の3年間しか在学しなかったが楽しい思い出ばかりで、いわば心の故郷。今回幹事の皆さんの尽力で、懐かしい顔ぶれが勢ぞろい。 50年以上会わない方も多く心配だったけれど杞憂で、会が始まると一瞬で当時に戻り、話に花が咲きました。学校内外での色々なエピソードや、あいまいだった記憶なども昔の仲間と語り合うことで鮮やかによみがえり、さながら少年時代に帰ったよう。 それぞれの人生を歩み、またこうして皆で集まれたことが嬉しく大変楽しい再会の場に。 K小のみんな、ありがとう!!。 元気でまた会おうね。
令和6年5月4日 第1287号
勘所。GW、道の駅南国のお土産品店ショップ風良里で売れているのが『刃物』。 ここ南国市は土佐打刃物の本場で、同ショップでも刃物コーナーを設けて各種包丁やアウトドア系刃物の数々を展示販売中。 その中でよく質問されるのが、『してはいけないこと』。料理用包丁では無理な切り方、例えば凍ったままの肉を切るとか野菜でもかぼちゃを切る際に刃を『こじる』動きは禁物です。 硬度の高い鋼は金属としては『もろい』ので、誤った入力をするとぱりんと割れたり欠けたり(これらは何れも私風猫子の失敗より)します。 あとお手入れの方法では、特に和鋼の打刃物は使った後『水に濡れた状態で放置しない』に尽きる。 きれいに洗って水気を拭き取り保管すれば、研ぎに失敗(これも私的経験)してもプロに依頼すればきちんと造った打刃物ならびしっと甦りますよ。当店の刃物はそのような品物ばかり。 勘所を押さえて、楽しい刃物生活をどうぞ。