令和3年3月27日 第1125号
開花。風良里の桜もようやく咲き初め。まだ蕾の枝も多いのでこれから来週中にかけてお楽しみいただけます。 お車で上段駐車場にお越しいただけば周囲は全部桜の木なので、居ながらにして車内から『ドライブシアター花見』がお楽しみいただけます。 3密を避けながらできるお花見はコロナ禍の今では最上の形かも。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りの上御覧下さい。
年度末、うれしいことがもう一つ。昨年来故障していた風良里のシンボル『からくり時計台』が26日(金)ついに復旧。 先週21日(日)にオープンした『海洋堂SpaceFactoryなんこく』のものづくりの源流ともいえる細川半蔵の業績を顕彰するこのからくり時計、桜と併せてご覧下さい。
令和3年3月21日 第1124号
予感。コロナ禍の影響が顕在化したのが昨年3月。あれから一年、第3波もようやく落ち着きワクチンの接種も開始。関東4都県に出ていた緊急事態宣言も明21日で解除と回復の兆しも見られます。 各地からは桜の便りも届き、『春』の予感。令和3年度は、良い年度にな~れ!!。
換話転題、戦後日本の航空業界が独力で開発、量産した唯一の旅客機『YS‐11』が3月17日、ラストフライトを行い退役。 この機体は航空自衛隊で運用され、オリジナルのロールスロイス社製ターボプロップエンジン『ダートMk542』を搭載した最後のもの。 ターボ‐は動力発生部がレシプロエンジンのピストン(往復運動)⇒クランク⇒軸出力⇒プロペラ駆動でなく、ジェットエンジンのようなタービン(回転運動)⇒軸出力(減速)⇒プロペラ駆動という仕組。高知発着は昔はこのYS‐11のみで、東京、名古屋、伊丹、宮崎等へ行ったもの。 プロペラのブーンとジェットのキーンが混ざった独特のサウンドはお馴染みで、今でも聴けばすぐ判ります。長い間お疲れ様でした。
令和3年3月13日 第1123号
検診。先日年1回の健康診断に。受診場所は市内某クリニックで、前職の時から今迄30回位は行ったお馴染みの所。 専門機関なので、システマティックで流れ作業のように進みます。今回面白かったのが胃の透視(バリウムを飲むの)で、技師のおねえさんが『今までぐるぐる回ったことあります?』と訊くので、昨年を思い出して『結構回ったと思う』と言うと、彼女も安心したようで検査開始。 ところが…何だか違う。のっけから『右に3回回って下さい』と指示が。今迄は足元の円盤が回っていたので苦心惨憺の末自力で回った。その後も自分で動く場面が相当多く、まるでまな板の上の鯉が自分で踊らされている、いわば『注文の多い料理店』状態。 これまでの『回されるがまま』が『回らせられるがまま』となり、『されるのとさせられるの』、この差は結構大きいぜ!!と思いながら受診。事後余程『話が違う』と言おうかと思ったが、堪えました(苦笑)。
令和3年3月6日 第1122号
向春。来週11日で東日本大震災から10年。本当の復興はまだまだで、特に原発周辺では帰還困難区域も広く残り、地域のつながりも壊れたまま。 ここ高知県も南海トラフ地震の危険性が指摘されて久しいが、『その日』迄には東北地方が立ち直っているよう祈らずにおられません。
日脚は長くなり、昨5日は啓蟄で冬ごもりしていた生き物達が穴から這い出して来る(イメージ)頃。ピンポイントでの寒さはあるが、地球温暖化のせいか近年では冬も昔ほどは厳しくない感じ。 先月には風良里の館内に『百足』が出、今週家のDKで何か踏んだと思ったら巨大な『ヤスデ』だったりと足の多い系生物が元気。 自分の苦手な蜘蛛も少しずつ見たり気配を感じたりで、お手柔らかにとお願いしたい昨今です。慌ただしい年度末が近いけど、風良里でひと時のご休息を。