令和6年9月28日 第1308号
驚嘆。先週号本コラムで触れた大谷翔平選手、原稿を書いてから発刊までの3日の間に51本塁打51盗塁まで記録を伸ばし、しかも50‐50に乗せた試合では6打数6安打、しかも後の3打席が3連続ホームラン!!。 最早人間技とも思えない大活躍に『もうどこまでも好きなように行け~』と言いたい気分です。我々の期待をいとも簡単に超えてくる、本当のスーパースターだネ。
『大』つながりでは、大相撲の大の里関。秋場所で13勝2敗の好成績で自身2度目の幕内優勝を果たし大関に。 大銀杏も間に合わないスピード出世で、初土俵から所要9場所、新入幕から5場所での昇進は前者で昭和以降、後者は年6場所制となった1958年以降ではいずれも最速の記録。名古屋場所では迷いもあったが秋‐は前に出る相撲に徹しての快挙。更に上を目指してがんばれ。 転題、あの『剣の舞』を、先日夜に鳴らしている人有。いやいや、君、『奏で』なきゃ。
令和6年9月21日 第1307号
伝説。まだまだ続く猛暑の夏。最早「残暑なんかじゃねぇ!!」と叫びたいレベルで、こう暑いと何かで発散したいと思うのも人情。 夜バイクで走りながら『空吹かし』をする輩も時折現れるが、我が家で伝説となっているのが…。 30年近く前まだ造成中だった潮見台団地の方から聞こえたそんな音で、何とハチャトゥリアンの『剣の舞』を巧みに『奏でて』いる。 その見事さは私達夫婦では未だに語り草で、最近のそんなのや昔ヤンチャだった芸能人がTVで実演するのを見ても『全然不徹底よね~』と笑ってます。 見ず知らずだけれど、あの人は今どうしてるのだろう?。
伝説といえば大谷翔平選手。この原稿を書いてる段階で48本塁打48盗塁。 仮に今キャリアが終わっても既にその域の同選手、末長く現在進行形の伝説として私達皆を楽しませてネ。
令和6年9月14日 第1306号
因果。‐応報などというけれど…。 過日某量販店の青果物コーナーで『ニュージーランド産・防カビ剤不使用』と銘打ったレモンが『カビもつれ!!』。 それはそうだ、薬剤を使ってないのは確かに判るけれど、これはあんまりでは。私風猫子も商業者の端くれなので、店の人に伝えるのも頭をよぎったが『暇な高齢者のあら捜し』と勘ぐられるのも嫌でスルー。 未だに、言った方が親切だった??とも思うけれど、シャイな私を許してネ。他のお客様も見れば判って買わんだろう。
さて、農作物といえば先日から読んでいる本で『人間』の根源に迫る記述を発見。 狩猟採集生活から農耕社会に移行する過程で『穀物』が可貯蔵性から『富』となり、そこから格差や権力が生じ現代まで連綿と続いている(大意)。 確かに、そう考えると人間社会のあれこれが全て『腑に落ちる』。穀物が『貨幣』に替わっても不変の『人間の本質』がつかめた気がします。因果ですのう。
令和6年9月7日 第1305号
平均。『富と才能は偏在する』と常々思ってはいるけれど…。 仕事の上でも、特に道の駅のような店舗販売や飲食中心のサービス業は、基本パッシブ(受身)で『繁閑』が大きいもの。 総務関連の用事も、『ない時は全く来ず、来る時は同時に幾つも押し寄せる』パターンはよくあり、『もう少し均して来てくれれば…』と思うのも詮無いことで、この業界にいる以上は『このようなものだよね』と納得するしかないですネ。 不思議なことに入客と同様商品の売れ方にも波が存在し、風良里でも値の張る刃物では、『売れる波が来ている』時には高額品が続けてとんとんと出たりもするんです。 事程左様に身近な場面でも、単に割って計算の平均が通用しないことがままある。 こうしてみると、平均とはそれ自体には実体の無い単なる『幻影』で、ある意味での目安にはなるが、‐的とか‐値等には必要以上に拘泥しなくてもいいんじゃね??とも思う9月の初めです。