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風猫通信 ~猫のしっぽのコラム~

令和6年11月16日 第1315号

旅行。11月初めに友人のT君の住む富山を家内と訪問。往路は大雨で、途中工事等による対面通行区間が頻発し昼過ぎ到着、久々の再会を喜び合い歓待を受けました。 富山湾は天然の生け簀と呼ばれる好漁場で鰤、ベニズワイガニ、ほたるいか、昆布〆等『きときと』の魚を堪能。翌日は天気も回復し県内を周遊。 五箇山の合掌造集落の資料館でT君と『こきりこ節』を唄うと、受付のお姉さんが正調の踊りを唄付きで披露。道の駅氷見には番屋街という大規模な多店舗施設があり圧倒されました。 その後高岡に立ち寄り同日は宇奈月温泉泊。 黒部峡谷の入口に当たる同温泉では、翌朝トロッコ列車の出発風景を下流の橋のビューポイントから間近で観覧、野生の『お猿』が現れるサプライズもある楽しい散策。 富山市内に戻る車中では、快晴の空を背景に劔立山連峰がこの時期には珍しく雪を纏わない姿を現し、大興奮でした。 丸2日程の滞在でこれほど濃密に富山を満喫できたのは、T君夫妻が段取り同行してくれたから。T君夫妻、本当にありがとう。

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令和6年11月9日 第1314号

団塊。‐の世代とは昭和22(1947)~24(1949)年に生まれた約806万人、平成18年当時の人口で約677万人、総人口に占める割合で約5.3%という人口構造上大規模な集団、だそう。

私風猫子からほぼ一回り上のこの世代に対しては、少々複雑な感情もありまして。敗戦後最初の一大勢力として1960年代後半の『政治の時代』に大活躍され、1970年前後にはそれも終息。 その後の私達世代の青春期には『ぺんぺん草も生えていない』状況で、所謂『シラケ世代』の誕生。 ‐の方々がやりたい事をやりたいように実行されたお陰で、遅れて来た私達には『祭りのあと』の『あしたのジョー』的に言うと『燃え尽きてまっ白の空気感』しか残ってなかったんじゃないのか。 勿論、その活躍があったからこそ後の世代が比較的平穏な社会生活を送れた面も否定できないが。ともあれ時代は巡るので、‐の皆様には嘗て持った意気地を今再び見せて頂きたいです。

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令和6年11月2日 第1313号

彗星。この秋の天文界の話題をさらった『紫金山・アトラス彗星』、10月下旬観測を試みた。 最接近前後では天候等から条件が調わず、10月23日(水)道の駅閉店後の午後6時過ぎに駐車場に出、西の空を見る。 肉眼では見えなかったが、スマホでは撮れるとの説を信じて試した。 金星の上の方にあるらしいので、風良里の広告看板も入れてその辺の空域を何枚か撮影し事務所に戻って見てみると…。 画像のいくつかに確かにそれっぽい星が写っている。スマホマジすげ~!!。尾までは確認できなかったけれど、このうちのどれかと信じましょう。何とかなってうれしいゾ。

私風猫子の個人的最高彗星は1996(平成8)年の百武(ひゃくたけ)彗星。 最盛時は自宅と隣家の間の道の上の夜空が『全部彗星の尾!!』で、あの見事さは忘れられない。一生二度は無いな。

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令和6年10月26日 第1312号

地球。‐を一個の人体とすると、人間は地球にとってどのような存在だろう??。 この問題の答えは実は私風猫子の中ではかなり以前よりすでに出ていて、その後の世界のありようを見つつ検証してみても、やはり変わらない。 山を削り海を埋め立て、道を作り橋を架け、石油や鉱物を掘りそれらを利用して繁栄を謳歌している。 他の動植物を次々と絶滅に追いやりながら、自分達の種族内でも生存の為以外の目的での争いや殺戮を決して止めない。 学技術の進歩発展とは裏腹の、太古から変わらぬ本質との齟齬や乖離を抱えたままの矛盾に満ちた現実を引きずるこの世界。

謎の芸術家『バンクシー』(個人でなく複数人のプロジェクト?)の作品で強烈に好きなのがあり、それは服を着た猿が腕を突き出し、相手に向けスプレー缶のボタンを押して自己に噴射される図。

頭記の答えは『人間は地球の●●』だけど、人体が受ける程のダメージはないだろうな。

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令和6年10月19日 第1311号

着手。10月もはや半ばを過ぎ、朝晩はしのぎやすくなってきました。以前号でも触れた夏の宿題のやり残し『草刈り』をそろそろ…と思い先日作業開始。 6月始めに刈って4か月で胸まで以上の草丈で『ぼうぼう』状態。この成長の秘密を解明し頭髪に応用できれば、私達『無い人』への福音となり、イグノーベル賞でも狙えようものを…。 本家ノーベル賞では日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が平和賞を受賞。 核兵器廃絶を訴え続ける地道な取り組みが認められたことは意義深いけれど、未だに核を道具として弄ぶ輩が多いのは言語道断で『道半ば』を感じます。

帰題、最初に表の道から見える範囲は抜いたが、中々の量で昼前であきらめ後は刈払機が出動。午後からは旧実家周りを刈って3時過ぎ終了。それにしても暑かった。 30度に届かない気温でも日向では発汗が半端なく、最後は『もう無理!!』。まだ休耕田2枚(反)もあり完了は遠いヨ。

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令和6年10月12日 第1310号

災難。先週末のこと、帰宅すると玄関の上がり框の木の床に血痕が点々と。 『えっ、これ何!?』と思ったが、どうも人間ではなさそう。となると、猫??。既述のとおりわが家には三毛のさくらさん(17)と茶虎のコタロー(13)の2匹の猫がおり、最近後者が前者にちょっかいをかけたりするのでその心配が。 で、さくらさんを抱っこして足裏の肉球等をチェックしたがそれらしい傷もない。 他では2階の廊下にも多めの血痕が見つかり、さながら『家サス』状態。謎のまま何日か経ち、コタローの手(前脚)の爪が『とんぎって(尖って)』きたので娘と協力して切り、ついでに後脚も、と見た所…。 何とっ!!左脚の薬指?の爪のあるはずの場所がぼっこり空洞(爪がない!!)に。 これだったのかと納得も、理由は不明。その後付近で爪の断片が見つかり、何かに掛かった状態で引っ張り、元から抜けたと思われるが、『惨事の貴方』で、痛くて可哀想だったネ、コタロー君。

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令和6年10月5日 第1309号

安眠。10月となり、晴天の日中は暑さが残るもののようやく朝晩は涼しく、秋本番。昨年に続く酷暑の今夏は、夜寝るのにもエアコンが必須。 悩ましかったのが空調設定で、下げ過ぎると寝具をはねかしたらしっかり『冷え込』み、下げ足りないともう汗ダラダラで、何れも夜中に目が覚めて大変。 予想最低気温に合わせての温度変更や、切タイマー設定時間との組み合わせ等 日毎の細かな調節で、そこそこ眠れるセッティングが出来始めた頃に夏も終わりとは…。疲れた。

さて、夜中に目覚めるとその後眼が冴えて中々寝就けないもの。そんな状態を解消する良い方法を発見したので、皆様にもお伝えを。 ①仰向けにゆったり寝て手足の力を抜く②鼻からゆっくりと(7~8秒位で)息を吸う③肺いっぱいまで吸ったら息を止めずに口をすぼめて緩やかに吐いてゆく。 欠伸が出たら効果有。2~3回繰り返すと心身ともリラックスし眠りの国へ。お試しを!!。

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