平成26年4月26日 第764号 

  返歌。この前NHKの新朝ドラ『花子とアン』を見てたら『The Water is Wide』が唄われるシーンがありました。この歌、元々は英国の民謡で様々なアーティストにカバーされているスタンダードソング。歌手によって歌詞は若干違ったりするようだが、男女の愛とそれを隔てるものをThe Waterとして表現しています。最近『黒の舟唄』を久しぶりに聴く機会があり、これって『The Water −』に対する日本からの返歌(もしくは翻案)?とふと思った。前者が流麗なメロディーで優しく綺麗な歌なのに対して、後者は暗くどろどろとした情念を孕んだ暗い曲調の怨歌。表現は好対照だが、結局内容としては同じなのかも。そうした意味では、人間の営みは洋の東西を問わず時代を超えても変わらない、、、。そこに普遍的な真実があるのでは??と感じました。

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平成26年4月19日 第763号 

  身の丈。最近ロードバイク(自転車)に乗っているせいか、以前よりはスピード感覚が自分相応になった感じがします。自動車やバイクだとアクセルを踏む(捻る)だけで人間の能力以上に走るので、つい出すぎたり、、、。自転車だと大体制限速度には納まるので、それはいい事かも。けれど、道で自転車乗りに出会うと追ってしまうのは、性(さが)なんでしょうかネ。先日、お気に入りのコースで見た人は速かった。赤毛のアン風に言うと『これからこの道は自転車の後ろ姿が遠ざかる小道と呼ぶわ!!』という感じ。凄いぞ、赤白ジャージの人。身の程も考えないとね。

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平成26年4月12日 第762号 

  いやなこと。最近いやなことの筆頭といえば、今年の初め画期的な発見をしたと大いに賞揚されたO氏へのバッシング。褒めそやしから一転、手のひらを返したというのを絵に描けばかくありなんという天国から地獄的な扱い。音楽の世界でもあったが、これって『かつがれたことへの腹いせ』にしか見えませんけど。この『よってたかって感』がすごく嫌と家人も言い、わが家ではこのニュースは局を問わず即切替です。私達誰もこの件で損したりしてませんけど。

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平成26年4月5日 第761号 

  増税。4月1日の新年度より、やって来ました消費税率アップ。日用品の買いだめ等も長期的に見れば『焼け石に水』で景気の冷え込みが懸念されます。何とかミクスの効果は都市部大企業だけの話で、こちら日本の『しっぽ』である地方は何も良くなっていません。これでアメとムチのムチの方が来ると、地方はなおさら疲弊するだけでは。まあ、日本人は忘れやすいので、3か月もすると慣れるかも。後は増税分が目的どおり使われることを願うのみ、、デスネ。

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