平成15年9月27日 第213号 

   行楽の秋。風良里にもアウトドアのお帰りとわかるお客様が。山の紅葉の便りはまだまだ。でも、朝晩はめっきり秋めいて、過ごしやすくなりました。振り返ると、最近アウトドアに出てないなあと感じます。風猫子はもっぱら登山なのですが、2〜3年前娘と工石山に登ったっきり。ただ、急に行っても脚力が衰えているので、きつい山はちょっと、、。山好きの友人に一緒にと言うと『石立山』などと言うので、それは笑って無視してもう少し楽な山を探さねば。 嶺北には、あまり有名ではなくてもいい山がいっぱい。前に本欄でもふれた稲叢(いなむら)山などは比較的登り易いのに絶景が楽しめるおすすめの山。本山の奥の白髪山(しらがやま)もいいですネ(奥物部の同名の山もいいですよ)。頂上から少し下った開けた南斜面の白骨林の中の岩に腰かけて眼下の吉野川の流れを見下ろすのはいいものです。近頃バイクで本山の方にも行くし、高速からも見えるのですが最近は下から見上げるだけ。この秋にはどこか一つでも登りたいなあ。そういえば、ダッチオーブンも使ってやらねば。食欲の秋ですしネ。

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平成15年9月20日 第212号 

   リノエアレース速報。今年のアンリミテッドクラスは、名手スキップ・ホルムが駆る『ダゴ・レッド』(向うの発音では『ディゴゥ・レッ』と言いますネ)が無敵の5連勝。とはいえ、今年は強敵『レアベア』機がついに完全復活。ゴールドファイナル(8周)では、『ダゴ』487.938mph(785.09km/時)に対し『ベア』483.942mph (778.66km/時)フィニッシュラインでの差がわずか4秒10!! 来年も、このようなハイレベルでの戦いを大大期待。その他特筆すべきは4位の『チェックメイト』。Yak11(旧ソ連機)をぎりぎりまでチューン、98年のエンジンブローでのハードランディング(中破)等のトラブルを乗り越えての445.617mph (717.00km/時)は立派のひとこと。今回一番『褒めてあげたい』機体です。『ダゴ』機は予選ヒート3‐Aで6周を507.105mph(815.93km/時)という快記録(もちろん新記録)達成。周回してこの速さなら直線飛行で『ベア』機のレシプロ機絶対速度世界記録を破れるのでは。ぜひ挑戦を!! 

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平成15年9月13日 第211号 

   先日、風良里にバイクチームのお客様が。その数14台。驚いたのはそのバイクの車種。ハーレー・ダビッドソンはもとより、BMWなど外車のオンパレード。その内見慣れぬ異様なバイクが2台。思わず近寄って見ると、エンジンにFordの文字が。もう一台は、多分シボレーのエンジンでどちらも『X8』。自動車のエンジンではないですか。バイク雑誌で見たような気がしたので、帰宅してから調べると、どちらも5リッターのエンジンで300馬力位を出すいわば『化け物』。お値段もへたな車なら2〜3台買えるような代物。まじまじ見つめてしまいました。日本にもこんなバイクに乗っている人がいたんだ、、、。雑誌だけの世界と思っていて、実物を目の当たりにした感動。皆様にもお見せしたかった。件のチームのお客様達は、地鳴りのような音とともに帰ってゆかれました。バイクのツーリングも、ぜひ風良里へ。

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平成15年9月6日 第210号 

   風良里では、上記(本文)のとおり『アコースティックバンドスタンド』を開催。このイベントは、風良里オープンの年からの恒例行事。秋の一日を屋外ライブで楽しもう!!とのコンセプトで、毎年素晴らしい歌や演奏が繰り広げられてきました。さて、今年はどんなパフォーマンスが見られるのか、風猫子も今から楽しみです。『パフォーマンス』といえば、昔 風猫子がジャズを聴いていた頃、『アルテック』にアルトサックスの至宝といわれたフィル・ウッズが来たとき観にゆき、素晴らしい演奏だったので終演後『&ヨーロピアン・リズム・マシーン』のアルバム(もちろんアナログ盤)を買ってサインをして貰いに行った折、カタコトの英語で『素晴らしいパフォーマンスでした』と言うとウッズが少し怪訝そうに『パフォーマンス?』と言ったのは忘れられない。それでも俄かファンに大きな温かい手で握手もしてくれました。あのときのLPは、どこかにあるはず。そんな懐かしく慕わしい音楽を、あなたにも。

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