令和2年9月26日 第1099号
指標。‐とは測量における『水準点』や相場の基準になる銘柄など、同種の物の比較のもとになるもので、『ベンチマーク』とも呼ばれます。私風猫子が中華料理店に行った際のベンチマークとするメニューが『天津飯』。シンプルでほぼ形が決まっていながらその店の『思想』が如実に現れる料理だと思います。 先日高知市内の某店(高知のある程度以上の年配なら必ず判る‐『K園』別館)で食した天津飯はすごかった。実はこれ、昨年来憧れていてようやく食べに行けたもの。まず『黄色くない』。縁高な純白の皿の中央に淡いベージュに近いかそけき感じの卵をまとったドームがあり、その周囲に『池のような』餡。 食してみると、よくある『中華っぽさ』が微塵も感じられない優しく上品な味わいで餡、卵、ご飯が渾然一体となり、絶品。街の中華屋さんの天津飯もそれはそれで好きだけれど、今回の経験で新たな指標が生まれ、夢が叶った気持ちです。イイネ!!!
令和2年9月19日 第1098号
正夢。本紙先週号で触れた『大坂なおみ選手』、全米オープンテニス大会決勝戦で大逆転勝利、見事同大会2度目の優勝を飾りました。願いが『正夢』になり、よかったよかった。人間的にもこの2年で大きな成長を遂げており、名実共にトップ選手の一角となったようですネ。
台風9、10号の接近以降暑さもひと段落ついたものの、前線の影響等で湿度が抜けずすっきり秋晴れとなりません。最近どうも夢見が良くなく気分も何だか晴れないが、気を取り直さないと…。かと思えば良いことも無くはなく、ここ4~5年来ずっと痛かった体のある個所が火曜日にいきなり好転。痛みが消えたというより、周囲を含めた一面の緊張がゆるみ痛みを感じなくなったよう。『本当かなあ?』と半信半疑ながら様子を見ているその箇所は…『足の裏』でした。
令和2年9月12日 第1097号
復活。毎年9月といえば『リノ・エアレース』の季節。ところが、今年は全世界を覆うコロナ禍で中止に。同レースの全面中止は2001(平成13)年の米同時多発テロの時以来。国内でも早くも大晦日の紅白歌合戦が無観客決定と、中々沈滞傾向が止まりません。そんな中うれしいのが大坂なおみ選手の復活。今開催中の全米オープンテニス大会で、2年ぶりに決勝進出。
一昨年は上り調子の勢いで優勝、その後全豪オープンも制し世界ランキング1位と頂点を極めたがスランプの時期もありました。今年は試合ができなかった時期のフィジカル面強化が奏功し、メンタル面も安定しているようで、決勝が楽しみ。来週号では4大大会3勝目を祝えるといいですネ。
令和2年9月5日 第1096号
来了!!。少し前の口語日本語で訳すると『キター!!』で、それだと(望んでいた良い物や結果が)到来したという嬉しいニュアンス。ただ、来るのは良い物事だけではなく、望まないものも来る訳で…。
今南海上で発達中の台風10号、この後『猛烈』な勢力になると予想されており、6(日)、7(月)頃に接近のよう。これを書いている時点(4日午後)で既に大雨が降っており、ちょっと早すぎるよと思います。
今年は他のことでもう十分に痛い目に遭っているので、この上自然災害はご遠慮願いたいところ。換話転題、スポーツの試合等で中国語でよく目や耳にする言葉『加油!!』。 日本語で言えば『がんばれ!!』になるのだろうか、燃えてる物に更に油を注いでもっと激しく燃え上がれ~!! 的な、気持ちとしてはよく判る表現。強火を活かしての炒め物や油をふんだんに使った中華料理を連想します。ただ、強いだけじゃ良くないんじゃなかろうか、、中国の偉い人。