平成16年3月27日 第239号 

   先週来わが家で修復中のギター『ヤマハFG』、いろいろな方面からご助力をいただきながら徐々に蘇りつつあります。指板、ブリッジは、さるお方から『秘伝』の塗料を分けていただき、形のあわなかった工具も、某DIY店のご厚意によりグラインダーで削れ、ジャストフィット。 それにより、すり減ったフレットもはずすことができました。何だか、のっぴきならない『禁断の』領域に踏み込んでいるような気が、、、。ボディーも磨いてワックスを2回かけるとつやも出てき、べっ甲色の表板も渋い。この風合いは年月を経ないと絶対出ないんです。もとよりFGは丈夫なギター(オール合板!!)で、これだけ弾き込んでいれば『箱』自体が鳴ることはわかっているので、あとは修復次第。自分なりのカスタマイズも加えてじっくり仕上げてゆきたいと思います。いよいよ年度末。安らぎのひとときを、道の駅南国風良里でどうぞ。

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平成16年3月20日 第238号 

   削る話。先日来、何だか削ってばかりいます。というのも先日、よく行く中古品屋で、古いギターを見つけ買ってしまったから。『しまった』というのは、そのギターが所謂『ジャンク』もので、ボディ、ネックはあるもののチューニング・ペグとサドル、エンドピンもなく、手を入れないと弾けない状態だったから。けれども、ヤマハのFG(赤ラベル)しかも1971年暮から72年の中頃の半年間しか生産されなかった220というレアモデルだったので、値段と見比べさんざん悩んだ挙句『一期一会!!』と購入。夜なべで修復作業を進めていますが、もうこれが素材から加工して部品を作るという作業の連続。昨日やっとサドルの厚み合わせができたけれど、ネットで調べた加工用の工具が特殊なもので、DIY店で買ったら細部が違い、これも削って(工具を)合わせている最中。いつになったら弾けるのか、まだ先は遠い道のり、、、。

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平成16年3月13日 第237号 

   レアな商品。先日の『どっちの料理ショー』で取り上げられた、高知の『キングソース』にお問い合せが殺到。当駅では置いていないので量販店に問い合わせると、定番の店でも売れてしまって棚は空。生産量に限りがあるので、いつ入るか、、、といった状態。マスコミに乗るととたんにブームになるというのは、売る側にとってありがたい反面ある種の怖さも感じます。普通に使っていたものが一気に入手困難になったり、それに何よりも情報に流されてしまう心理状態が(私も含めて)、消費生活以外でもありはしないか? 心したいところです。

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平成16年3月6日 第236号 

   絶景の話。先日出張で今治に行ったときのこと、今治小松自動車道を走るのは初めてで、行きは気づかなかったけれど、帰りに今治湯ノ浦ICから乗って間もなく眼前に広がったのは、、、石鎚山をはじめ瓶ケ森、笹ケ峰など四国山地の名だたる山々の一大パノラマ。息を飲むような光景。何が凄いといって、ほとんど海面近くの平野から2000m弱まで一気に立ち上がるその『高度感』。まさにそば立つ『屏風』のよう。正直ここでこんな風景に出会えるなどと少しも思っていなかっただけに、まさに衝撃。こんな景色が見られるのは、多分四国中でもここだけ、日本中でも何か所もはないでしょう。出会えて感動でき、心に残るすばらしい風景。これは機会があれば、晴れた日にぜひ体験してみて下さい。通行料を払う価値はありますよ。

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