令和6年8月31日 第1304号
楽園。ここ125年で最暑と言われた昨年を体感的にはすでに軽く上回っている今年の夏。 私達人間はへたれ気味でも植物は無駄に元気で、2か月前に刈った実家の草が復旧以上(泣)。8月の猛暑に屋外炎天下の作業は『こりゃ完全に死ぬわ!!』レベルで手出しができず、秋の草刈りのノルマが只今着々と蓄積(大号泣)中です。 以前号でも書いたけれど、この『頼まずとも伸びる』成長力を利活用しての産業化が可能なら、新たなビジネスチャンスも生まれるのに、、と思います。
さて、植物以外でも元気なのが風良里の自然。本館裏の『四国池』がトンボの楽園となっており無数のそれが乱舞。 シオカラ、ナツアカネはもとより希少種のギンヤンマ、オニヤンマ等も飛び交っています。近縁種としては3億年の昔からいるトンボ、半天然のビオトープとなっている同池の主役として『我が世の春(夏)』を謳歌中。産卵もしているので、来年の楽園はお約束!!。
令和6年8月24日 第1303号
想念。去る16日は京都の盆の風物詩『五山の送り火』。これを『大文字焼き』と言うと、京の町衆は心の中ではんなりと『ふふん』とお笑いになるのだとか。 この古都は学生の街でもあり、それに対しては寛容とされているが…。 過去には『大』の字が見えなくなるよう途中の校庭で気球を揚げたり、あろうことか右肩に点を打って『犬』にしたりする輩もいたようで、若気の至りとはいいながら、ご先祖様達の霊も黙っては居られますまい。 太鼓の達人では『連打』、ドラムなら『ダブルのフラムロール』でバチ(罰)が当たるのは必定。京都は太平洋戦争の戦火こそ免れたものの、度重なる戦乱や大火、地震や風水害、飢饉や疫病などにより街の其処で命の失われた地で、その鎮魂の意味も含めた伝統行事。 人の世は移っても想いは変わらず受け継がれるのネ。
令和6年8月17日 第1302号
時差。8日(木)襲った宮崎県日向灘を震源とする地震。 休みで在宅のところ、夕方急にサイレンが鳴り、『津波注意報』発令の放送が。TVでは上記の地震報道が終日で、これは震源が南海トラフ地震の震源域の西端だった為。 週刊風良里先週号本欄で『南海‐』に触れており時系列に齟齬があるのは、本紙の原稿が発生日より先に出来ていたから。 予測した訳ではなく被害が少なかったのは幸いながら、『真夏の大地震』の発生があり得ることの証明となりました。 翌9日(金)には震源域外ながら神奈川県でも強い地震と、しばらくは気の抜けない状況が続き今後が心配です。
時差といえばパリ五輪。レスリング女子57㎏級で本県出身の桜井つぐみ選手が金メダルを獲得。 画像を見たら、何て強いんだ!!。『鍛錬は嘘をつかない』を地で行く活躍が見事。 と思っていたら、同男子フリー65㎏級の清岡幸大郎選手も金メダルを獲得。『も』と書いたのは清岡選手、桜井選手と同じレスリング教室出身だから。 ここ高知から一気に2人の金メダリスト。やったっ!!。
令和6年8月10日 第1301号
炎暑。昨年の夏はここ125年で最も暑いと言われたが、今年は8月の初旬で早くもそれを上回りそうな連日の暑さ。私風猫子は極度に暑さに弱いので、家でも職場でも空調機に頼りっぱなし。 これで停電になるとどうすればよいのか…。 昼間はまだ団扇を使ったり水風呂に入ったりで対処できても夜はそれも無理。 そんな状況が無いとも言い切れず、最悪のシチュエーションとしては『夏の盛りに南海トラフ大地震が発生する』こと。 災害が時や場所を選ばないのは今年元旦の能登半島地震で実証済みで、神ならぬ身の私達ができるのはそうではないよう願う事のみです。
あまりの暑さからか近頃は『蚊』すら出て来ず、太平洋高気圧の勢力が強過ぎて台風が全く日本に接近しない余沢もあるが、堪え難い今年の暑さ。一日も早い秋の訪れを待っています。
令和6年8月3日 第1300号
猫のしっぽ 感謝。本紙週刊風良里は今回で1,300号。週7日×1,300=9,100日から逆算すると÷365で24.93≒ほぼ丸々25年。
本コラムも書く方は好き勝手放題でも、ずっとUPしてくれた『パソコン大将軍』のT氏、仕事とはいえ大変だったでしょう。
本当にありがとうございました。四半世紀って、言葉では一言だけれど、長かったですね。もうちょっとだけお付き合い下さいネ。
さて、始まったパリ五輪。毎度のことながら、期待を煽る前宣伝等がマスコミに溢れており見ているとどの種目も金メダルを取りそうな勢いなので、成績が思わしくないと選手や体制を責めそうになるが、それは違うよね。なぜなら、しているのが『生身の人間』で『相手のいる競技』だから。 対戦では双方が、記録戦なら皆が全力で勝利を目指す世界最高レベルの闘いに勝つのは至難の業。なので、過剰な期待は置いといて選手皆の健闘を讃えましょう。それが五輪の本旨では??。