令和4年4月30日 第1182号
追想。この4月25日で、伝説のミュージシャン尾崎豊が亡くなって30年。 優れたシンガーソングライターでロックンローラーの突然の最期(享年26歳)は多くの人を泣かせました。 先日放送の生前最後(1991年‐死の前年)のライブは人生の晩年とは信じがたい圧巻のステージで、早すぎる死が惜しまれます。尾崎を初めて聴いた時の衝撃は忘れられない。 ある量販店の駐車場で営業車のラジオから流れた『Forget me not (忘れな草)』に、こんな『歌』があったのか!!と半ば呆然としながら尾崎の名は深く心に刻まれました。 何故早世したのか?を考えると、彼は『その歌を自ら真実に生き過ぎてしまった』のではないか。 己に妥協を許さないその人生は必然的に短かかったけれど、それ故に彼の生き様は、色褪せない名曲の数々となって今も輝きを失いません。
令和4年4月23日 第1181号
弁明。郵便や宅配便等を受け取る際に、サインを求められます。流通業界では納品→検品→サイン(判取り)という流れがあり、私風猫子はそうした際に、ぐるぐるぐるんとまぁるい 書体で『名前らしきもの』を書くのが習慣となっており、以前ある方から『Yさん(私)のサインて、本当にサインなんですね!!』と言われたことがあります。 きちんと楷書で名前を書く方も居られるし、芸能人を気取っている訳でもないが、生来の悪筆乱筆と40年近くなる流通業の経験から(半端ない枚数、品数の伝票を扱って来たので)、そんなになってしまったんです。御免下さいませネ。
ところが先日、『サイン』が似合う有名芸能人がお二人アポなしで風良里にご来訪。当方は一瞬パニクりかけたが先方はプロ、見事に周囲をリードし収録を完了されました。流石です!!。
令和4年4月16日 第1180号
完全。‐Perfect、何と良い響きでしょうか。世の中には完全や絶対、完璧などというものはそうそうは無いが、この度プロ野球ロッテの佐々木朗希投手が4月10日の対オリックス戦でPerfect game(完全試合)を達成。 完全試合とは『野球で投手が1試合を完投し、相手チームを無安打・無四死球におさえ、味方も無失策で一人の走者も出さずに勝った試合』‐この定義、完璧!!。 日本のプロ野球では1994(平成6)年で28年、パ・リーグでは1978(昭和53)年以来44年ぶりの快挙。現象面で見ると、投手が試合開始から連続3×9=27人アウトを取り、なお且つ味方がエラーもせず点を取っての勝利。 要素が一つでも欠けると成立せず、プロ野球全体のレベルも上がった中で困難を極めるほぼ奇跡に近い偉業。大器の将来を慮り県大会決勝登板を回避した監督の判断も、球団の育成方針も正しかったことが証明されました。無理せず大きく育てよ、佐々木投手。
令和4年4月9日 第1179号
季節。早蕨の萌え出づる頃となりにけるかも。春になるとふきのとう、蕨、ぜんまいなどの野草が芽吹き始めます。 それらは少し山地に行かないと見つけにくいが、身近でよくあるのが『土筆(つくし)』。 先日高知龍馬空港の周囲を自転車で走った際、滑走路脇のいつもの休憩ポイントで停まり足元を見ると土筆がいっぱい。 長閑な光景、、にも見えるが私風猫子の中では『げっ!!』という思いも。というのがこの土筆、育って穂が落ちると『スギナ』に大変身。 これが中々元気に繁茂し、わが家の東側の細長い敷地はそれで埋め尽くされるのです。根張りも強く、抜いても毎年生えるわ生えるわ、誰かの頭髪に見習わせたい程の生命力。 なので、早く対策をしなきゃ!!と単純に見ては喜べない現実が、、。それでも空気も優しくなる春の訪れを楽しみたいものですネ。
令和4年4月2日 第1178号
規模。先日ニュースを見ていて、ふと気が付いた。それはある産業の売上高で、ここ日本のフロンティア(田舎最前線)高知で、2月の実績が極々控えめに見積って何と『20億円超!!』。 これは考え得る最小値で、実際には30億円を軽く超えると思われ、しかもこの数字で前年同月比では20%もの減という。こんな巨大な売上規模の市場がここ高知に存在したなんて。 この産業は全国に遍くあり、日本中でどれだけのお金が動くのかを考えると、業界の隆盛も納得がゆきます。 ただこの業界も全世界で100年に一度と言われる変革を求められており、今のままの市場規模を維持できるかは不透明。また関連産業や業種も含め、大きな転換点にあるのは間違いありません。 このメガ産業とも関連深いが規模では遥かに及ばない我らが『道の駅』は、市場のニッチさや小規模ゆえの利点、地域特性等で未来を開かないと。標記の産業、読者諸賢ならお判りですネ。