令和2年11月28日 第1108号
中庸。さて、本コラム先週号記事中書店名を『K光堂』としていましたが、正しくは『K高堂』でした。オーテピアの近くにも店舗がある高知の老舗書店。お詫びして訂正いたします。
買った『下山の哲学』は期待通りの面白さで、あっという間に読了。登頂は終わりでなく、登山を登って下りるまでの一つのサークル(円環)の一部と捉えるのは、8,000メートル級山岳の極限状態の中で特に強く意識されることでは。下山だけにフォーカスした本書では、何度も生命の危険に晒された体験が生々しく語られています。生還(栄光)と遭難(悲惨)の境は紙一重なのですネ。
令和2年11月21日 第1107号
探検。先日久しぶりに高知市内の旭界隈に行ってみた。以前の仕事の時は自分のテリトリーだったので小道のレベルまで知ってたが、行かなくなってもう何十年にもなり、街も変わって記憶も曖昧。ラーメンを食べに行き、そのお店は電車通り沿いで変わらずありました。コロナ禍で入客もどうかなと思ってたが、ご近所の方中心に途切れなく来店されており、ひと安心。上町2丁目から向こうのエリアがほぼ未知の領域になってしまったので、そのうちに探検しなくては。
折角西の方に来たので、普段行けない書店にと思いK光堂の朝倉店に行ってみた。行きつけの書店とは一味違った品揃えで、たまに行くと面白い本に出会えます。あんまりかさばる本は増やすまいと思うけど、あるのよね~。今回は竹内洋岳(ひろたか)氏の『下山の哲学』。氏は日本人初の8000メートル峰全14座登頂を達成したプロの登山家。冒険と探検の境界、読めるかな。
令和2年11月14日 第1106号
歓喜。アメリカの大統領選挙が終了、バイデン氏が当選したことよりも、『あの人』が選ばれなかったことが嬉しい。政策以前に、あのような人物が仮にも民主主義を標榜する国家の頂点に立っているという事実が不快で苦痛でしかない4年間だった。彼は、色々な意味で21世紀最初のトリックスター(小物だけれど)かもしれず、今後再び真似をする者が現れないか心配です。
さて、残り少なくなった今年の日めくりカレンダー、切った後は回収した売上金の硬貨を50枚単位で巻いて束ねるのに活用しています。それに毎日の名言・金言が載っており、ある日ふと目にすると『神仏の祭祀で歓喜にいたれ』!???。え゛っ、それって怪しいスピリチュアル系じゃね??? アブナすぎるし、、と思ってよくよく見ると、上の段のお日柄と混ざっており、正しくは『苦悩を突き抜けて歓喜にいたれ』-大作曲家ベートーベンのお言葉。大変失礼いたしました、、。
令和2年11月7日 第1105号
眺望。当駅から室戸岬への道すがら、お隣の香南市にある道の駅やす、ヤシィパークは眺めの名所。東から北は近くに山があるが、北西から南はまるっとオープンの大展望。 ご自慢のボードウォークを東端から歩いてゆくと真正面に高知平野西端のピラミッド国見山(雪光山)。その右奥に台形の高まり、そしてすぐその隣にちょこんと頂きだけ出した尚高い山。 台形は特徴のある筒上山、となると隣は西日本最高峰『石鎚山!!』??。瓶ケ森とするには左右の角度が狭すぎるかも。 他日石鎚山の登り口の土小屋に行った折、少しUFOラインに入った所で高知県側を見ると国見山が見えてたので、可能性はあるかな…。海辺で山ばっかり見てる私って、やっぱり変な奴!?