令和5年3月25日 第1229号
反復。歴史は繰り返すと言うが…今から丁度20年前の2003(平成15)年3月22日発行の週刊風良里186号本コラムに以下のような記述があり、少し長いが抜粋して記載します。
‐このような輩は、洋の東西、事の大小を問わずどこにでもいるもので、自分の立場、意見を絶対のものとし、他人の蒙る被害や迷惑を全く省みません。そして、その目的達成のためには手段を選ばないという点も、共通しているように思います。
さらに、その主張に合理的な根拠はないのに、自己を正当化するための理由づけをする技術はしっかり持ちあわせており、それに感情的な『私怨』までごちゃまぜにして主張するのですから、余計に始末におえません。‐以下略。
この記述は当時のアメリカによるイラク侵攻についてのもので、2月24日で1年を迎え終わる気配もないロシアのウクライナ侵略に一字一句違わず当てはまることに愕然とします。止まない愚行の反復。
令和5年3月18日 第1228号
復活。プリメインアンプが壊れ先年来使用不能だった我が家のオーディオシステム、先日家内のコンポを実家から回収、試したらアンプとBOSEのスピーカーが使え既存のレコードプレーヤーと組み合わせると見事復活、アナログレコードのコレクションが再び聴けるように。 早速LPの『オリジナル フリートウッド・マック』をかけてみる。ブルースバンドだった初期のマックの音が生々しく甦り、『A Fool no more』の泣きのギターが沁みる。 時代は変わって、今の若者は曲の間奏でギターソロが入ると『スキップ』(‐喜ぶのじゃなくてすっ飛ばす)するのだそう。 仕事等では効率を求められても芸術や趣味、娯楽でまでそんなでは、表現の上っ面しか判らないのではと思うけれど…。ともあれ復活して嬉しいゾ。針を下ろして音の出る瞬間、好きだな。
令和5年3月11日 第1227号
対策。今日で東日本大震災から12年。ここ高知でも近い将来必ず起こる南海トラフ大地震への備えの必要性が叫ばれているが、現実の対策はまだまだ。 最初の揺れへの対処と生き残り、その後の津波からの避難ができるよう身の回りもシンプルにしておかねば。 とは言いながら、いつかが不明なので正直『起きてみないとどうなるか判らない』のが辛いところ。
換話転題、本文記事の牧野富太郎博士、本当にお顔が良い。他人の私達が傍から見るだけで幸せになれる、翳りや曇りの一切無い福相です。 人の生き方は顔に出るとも言われるが、自らの探求心のまま真っすぐに研究に生きた博士のお人柄を良く表しており、心から『いいな~』と思えます。 牧野博士といえば植物学。植物関連では春の風物詩?『花粉』の飛散が急増、目や鼻で感じられその対策も必要に。 桜の開花ももうすぐで、13日からはマスク規制も緩和。今年こそ本当の春となるように。
令和5年3月4日 第1226号
続編。先週号本コラムで触れた『ティラノサウルス』はマラソンに参加していたが、最近結構増殖?しているようで、翌週26日(日)には県西部黒潮町で『レース』が開催されたそう。 これは県内外から集まったティラノさん達が松原で有名な同町の入野海岸でクラス別に25~50mを競走するもので、その数何と144頭(人)が成獣オス(男性)、同メス(女性)、幼獣(子供)のクラス毎に予選から決勝まで砂浜を疾駆。 TVで報道されたのを見ると中々笑える。まずレース前のラジオ体操から、赤、青、黄、緑、ピンクの恐竜が一斉に短い前脚や尻尾を振る姿が可愛すぎて大爆笑。
レースでは頭でっかちで大口を開け顎の上がったティラノさん達が全力疾走、幼獣クラスでは前のめりにばったり倒れて身じろぎもしな(できな?)かったりと、参加獣(者)が普通に動くだけで超可笑しい光景が繰り広げられ、私的には大ヒット。 近くで開催なら、観に行きたいにゃ~。