令和5年1月28日 第1221号
危険。本年7月から16歳以上なら免許不要、ヘルメット着用が努力義務(任意)で電動キックボードに乗れるようになるが、この決定にはどのような検討、議論がなされただろうか。 これについては、本当に大丈夫か??という疑問と懸念しか感じない。 この乗り物は元々形態からして無理がある。小径の車輪は回転によるマスバランスが期待できず段差にも弱い。 その上ハンドルも低い車体から立ち上がり幅が狭いため少しの外乱で転倒に直結、車道では速度差のある車やバイクを巻き込む重大事故となる可能性が高い。 歩道でも時速6㎞までなら走行可というが、歩行者の中に動力付きの乗り物を放つことでの安全性は担保されるのか。 他にも使用者のモラル欠如や交通法規への知識不足等々で、制度運用開始後には問題や事故が多発するのでは。所詮は都会の話で地方は関係ないとも言い切れない問題だと思う。 賢い人は、予測できる危険には近づかないようにネ。
令和5年1月21日 第1220号
追悼。ロック3大ギタリストの一人、ジェフ・ベック氏が78歳で他界されました。3人の中でも一番エネルギッシュに現役の演奏活動を続けていただけに、信じ難い思いと喪失感でいっぱいです。 ロックの黎明期から頭角を現し、ギターの可能性の地平を開拓してきた彼の死で、ある一つの時代が終わったことを感じる音楽ファンは数多いことでしょう。 少年時代エレキギターの音に魅せられ、ギターを買ってもらえなかったので楽器店に入り浸り、店主の隙を見てピックアップを盗み自作の楽器に取り付けて弾いたという逸話を持つ彼。 ギター小僧がそのまま成長し大人になっても『好き』を貫き、その生涯をギターを弾き続けて終えたのは、稀有で見事な生き方。 指先が感情に直結し、ギターを声として自分の歌を唄えるこんなギタリストは今後二度と現れないのでは。 レスポール、ジミ・ヘンドリックス、ロイ・ブキャナン…先に召されたレジェンド達と天上で楽しくセッション出来るといいなあ。ジェフ、素晴らしい音楽の数々をありがとう!!
令和5年1月14日 第1219号
熟成。我が家の台所の床下収納スペースには酒がある。30年以上前の焼酎や同じく30年近く熟成の梅酒、多分20年は軽く経ってるサントリーローヤルの元箱入り(未開封)とか他にも何時開けたか不明なヴェルモットやコアントロー、カルーア等々。 アルコールだから基本腐らんとは思いながら、梅酒など怖くて飲めないまま。新婚当初に酒の雑誌の懸賞で当たった、 今迄入手した中で最も高価なワイン シャブリ・グランクリュ・ヴォーデジールも多分ここで10年以上寝ており、ある時意を決して飲むと何だか『甘栗のような味』。 先日会社に来た酒のカタログを見ると、ワインはテロワール(土壌)や気候の違い、ぶどうの品種等々で千差万別の味を持つようで、それだけで漫画のネタにもなる程多様。 興味深い分野で沼は深そうだけれど、うちの酒の収納では正しい熟成は望めないのでは?。単なる『置きっぱ』は解消せんといかんと思いつつ未遂です。
令和5年1月7日 第1218号
驚愕。年も暮れの12月23日(金)、朝目覚めると何だか辺りが静かだ。ん?と思ってカーテンを少し開けると曇ったガラスの向こうが白い。えっ?と窓を開くと、何と一面の銀世界。
高知でも幼少の頃住んでいた西部の四万十市(旧中村)では時折このような積雪もあったが、ここ南国市では半世紀近くで初めての経験。
偶々休みで通勤の困難には遇わなかったが、愛車の青猫号は雪に埋もれて『白猫』に変身。用事で出かけるのに、10㎝以上積もった雪をササラ箒で落とすのも大変でした。
近頃災害が迫る度に『何十年に一度の』という表現が乱発されるので、それって 『何年に一度』じゃん!!などと思ったりもしたが、今回のは本当に『50年に一度』で、隣の高知市では14㎝も積もり、これは観測史上最高だそう。 この他驚く事では、車と闘って敗れ大流血とか台車から物を落としたり等々。歳も一つ取ったので、今年は穏やかな年になるといいなぁ。