令和5年2月25日 第1225号
応援。先週の日曜日(19日)、3年ぶりに開催された高知龍馬マラソンを見に行った。 コロナで間隔が空き今迄は大抵仕事だったが、今年は偶々休みで自宅がコースの近く(歩5分)なので初めて。 先導車の後をトップグループの選手たちが確かな足取りで駆け抜けてゆく。 その後ぱらぱらとやって来ると思ううちにランナーの数が増え、やがて大勢が集団で続々と到来。 この光景を簡潔に表すならば『私のできないことをする沢山の人生達が押し寄せて来る!!』。 年齢、性別、出身地もまちまちの個人が42.195㎞先のゴールを目標に大挙して走るという行為に圧倒される。 そのうち変わった衣装の『コスプレ枠?』の参加者も現れさながら『仮装行列』状態に。 ピカチュウ、ウルトラマンと怪獣連、スパイ×ファミリーのアーニャちゃん4人組(うち3人男)等々。 極めつけは『恐竜』で、張りぼてのティラノサウルスの出現に驚倒&爆笑し、後は『彼、ゴールできたのか?』だけが気懸り。 翌日の高知新聞で制限時間10分前に完走できたと判り一安心。楽しい応援の休日でした。
令和5年2月18日 第1224号
補完。本紙1月14日刊1219号で触れた床下収納スペースの酒のうち、サントリー ローヤル元箱未開封を出してみた。 元々15年樽熟成で、瓶詰後25年以上は床下で寝ていたので少なくとも40年物。 デカンタボトルのコルクも若干緩んでいたけれど生きていて状態は悪くなく、飲んでみる。 経時による落ち着いた味わいと凝縮感はあるが少し地味な印象。そこで普段愛飲しているバランタインファイネストとヴァッティングしてみると… 『何ということでしょう!!』。口腔中に突然黄金色の燦きの世界が開け、思わず『うそ~?!!!!』。 このような発散的な開放感ではシングルモルトのザ・マッカランなども近いが、それより複雑微妙で今迄一度も経験したことのない奥深さ。 ローヤルでは歳月で失われた瑞々しさや輝き、バランタインでは足りなかった深みと重層性が相互に補完し合い、得も言われぬ味と香りに。 この古今の融合、お酒以外にも応用できるかも。
令和5年2月11日 第1223号
掴み。本文記事画像の3キャラ中で子供に抜群の人気なのがアンパンマン。お子様(4歳以下)が来るとその7割以上が『アンパンマ~ン!!』と叫び、人形自体も子供に拉致されかけた事4回。 何がそれ程までに幼児達を引き付けるのか考えた。親しみ易いヴイジュアルやテレビでの認知度もさりながら、名前の語感が良い。 その鍵を握るのが『ん‐ン』の存在で、幼児でも言い易く語尾だと更に印象が強い。 ウルトラマンに始まる『〇×マン』系の作品や古くはフクちゃんからサザエさん、おそ松くん、ドラえもん、ちびまる子ちゃん…と枚挙に暇がなく、 極めつけは『クレヨンしんちゃん』で、『ん』の3連打(アンパンマンと同じ)では受けないのが間違い!! かも。 内容もさりながら、まず『掴み』の題名が良い作品達が長く愛されるのは偶然ではないでしょう。
そう言えば、みょんちゃん(あいみょん)も『ん』で素晴らしいアーティストなんだなあ。
令和5年2月4日 第1222号
関係。我が家の猫さくらさん(三毛15歳)とコタロー(茶虎11歳)、後者が新参で弟分ながら体の大きさに差があるからか威張っています。 コタローは常に腹ペコなので、目を離すとさくらさんの食べてる餌皿を襲って猫ご飯を横取りしたり、お気に入りの場所を奪ったりと結構やりたい放題。 それでも昼間は一緒に『猫籠』で寝てたり、さくらさんがコタローをなめなめして毛づくろいをしたりと『君達仲が良いんだか悪いんだか?』と思うような微妙な関係性。 けれどさくらさんもその実お転婆のお嬢キャラなので、やられっ放しではなく猫パンチ『幻の猫フック(左右・爪出し)』を繰り出し反撃を。 時折コタローの目の上が赤いと『被弾』したと判り、猫には長期記憶や未来観がないそうだが、お前ちょっとは過去から学べよ…とも思います。 そこが今だけに全力という猫の可愛さの本質でもあるけれど。ともあれ、両猫揃って程良い関係で元気でいてネ。