風の便り週刊風良里                                        351

                 平成18520日発行

                                              毎週土曜日発行

☆ 南国さつき展 開催中!!

                                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    さわやかな彩り                 銘品 光琳 のクローズアップ

 昨19()より、風良里情報棟にて『南国さつき展』が開催中です。5月の恒例行事で、

先週の『盆栽展』に引き続いての開催で、風良里園芸シリーズとでも呼べるものです。いず

れ劣らぬ逸品揃い。いろいろな種類があり、鮮やかに咲き誇っています。21()まで開催

で観覧無料。興味のある方はぜひご覧下さい。

☆ JA直売所 風の市 ようこそ!!

                               風良里内JA直売所

                             『風の市』には、季節の

                              野菜、果物がいっぱい。

                               左画像は『小夏』。

                              高知の初夏の風物詩。

                             外皮をナイフなどで剥き

                             白く柔らかな内皮と果肉

                             を一緒に切って食べるの

                             です。このへんが普通の

                             柑橘類とちがうので知ら

ない方は戸惑うのでは。

食べ方の説明もついて

 ☆ 高知の初夏を代表する果実 『小夏』      つやつやの 『うすいの実』

いるのでご安心下さい。右画像は『うすいの実』。何でうすいと言うのかはわからないです

が、要するに『えんどう豆』のさやを取ったもの。少し甘めに煮たり、えんどうご飯に、

ぜひどうぞ。

猫のしっぽ 世界的指揮者の小澤征爾をはじめとする錚々たるクラシック音楽界の俊英を育

てた斎藤秀雄の評伝を読んでいましたら、彼が中心メンバーのひとりだった新交響楽団の草

創期、名作『銀河鉄道の夜』等の作者宮澤賢治が上京しチェロを習ったり、その練習を見て

いた可能性が指摘されていました。もしかして、それらが『セロ弾きのゴーシュ』のモチー

フとなったのかも、とも。土の人のイメージが強い宮澤賢治も実は大変なモダニストで、そ

の作品中にも当時のハイカラな事物が色々と登場します。けれども、それらが時代の表層と

して流れ去らず、物語中に結晶して今日でも全く古さを感じさせない普遍に達しているのは、

いつ読んでも新鮮な驚きです。 風猫子

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